メスのウサギから血尿出たら、子宮の病気か?!って青ざめるけど、オスだって血尿出たら大変みたい。
オスのうさぎでもかかる、血尿の出る病気について調べてみました。
ウサギのオシッコが赤い時
ウサギのオシッコが赤くなるのは、だいたい以下の理由だそうです。
子宮内膜増殖症・子宮癌・食べ物や薬の色素がオシッコを赤くしてるだけ・結石。
子宮内膜増殖症と子宮癌に関しては、子宮摘出してない高齢のメスウサギには、とても心配で恐ろしい病気ですが、当然、オスが患うことはありません。
食べ物や薬の色素は、病気では無く、なんの心配もいりません。
結石については、男女共に患う病気ですが、子宮の病気に比べたら、大したこと無いように思えます。
なので、男の子のウサギが血尿を出しても、女の子ウサギの血尿ほどは、慌てない飼い主さんも居るようです。
ですが、この結石と云う病気もけっこう大変です。
ウサギのオシッコ
ウサギのオシッコには、他の動物と比べたら信じられないほどのカルシウムが混ざっているそうです。
多くの哺乳類は2%未満のカルシウムがオシッコに含まれるのに対して、ウサギには45%~60%ものカルシウムがオシッコに含まれているとのこと。
そのために、ウサギは腎臓や膀胱や尿道などでカルシウムの結晶、つまり結石が出来易いそうです。
この結石が膀胱や尿道を傷付けて血尿が出る訳ですが、結石の大きさや出来た場所によっては、腎不全になってしまうとのこと。
腎不全は重症化してから見つかることが多く、その治療は、とても医療の素人に出来る物ではなく、長期入院や毎日の通院を余儀なくされる場合もあるとか。
そして、結石が尿路を塞いでしまい、オシッコが出せなくなると、状況はもっと深刻で、腎不全が急速に悪化し、わずか数日で亡くなってしまう場合があるそうです。
結石を予防するには
沢山の水を飲ませる、生野菜など水分が多いエサを多く与えるのが良いそうです。
カルシウムが結石になる前に、オシッコとして流してしまえと云う発想です。
肥満のウサギも結石が出来易いそうで、食事量の調整や、適度な運動も重要とのこと。
カルシウムが多く含まれるエサを与えすぎない事と云うのが、日本では一般的のようです。
しかし、これに関してはウサギの研究者のなかでも、意見が分かれているようで、ヨーロッパでは、カルシウムを必要以上に減らすと結石が出来易くなるという実験結果も出ているそうです。
まとめ
ウサギの食事については、まだ研究途中のようなので、実際の結石予防は、定期的に獣医さんに診てもらうのが一番のようです。
血液検査やレントゲン撮影で、結石の有無や腎機能について調べてもらえます。
ただ、ウサギによっては検査自体が大きなストレスとなり、体調を崩す場合もあるとか。ウサギって本当に繊細で扱いが難しいんだなと思いました。
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