最近ペットとしてメジャーになっているうさぎ。
犬や猫など他の動物に比べて頭の良さはどうなのでしょうか?動物の知能についてご紹介したいと思います。
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肉食動物と草食動物の知能の差について
動物は、ライオンやチーターのような肉食動物と、シマウマやキリンのような草食動物にわかれていますが、うさぎは草食動物に属していることは大体の方が分かるかと思います。
そして一般的には、肉食動物の方が草食動物より知能が高いと言われています。
理由としては、まず、肉食動物は狩りをする生き物です。
逃げる動物を捕食しなければいけませんので、効率よく狩りをする為に思考が発達しています。反対に、草食動物の場合は、逃げることのない草を食べています。
なにも考えずとも目の前に常に食事が用意されているようなものです。
この違いによって、肉食動物の方が草食動物よりも知能が高いと言われているのです。
知能指数について
では、具体的に数字で見るとどうでしょうか。
脳の重さから割出した知能指数の結果によると、まず、私たち人間の知能指数は0.89とされています。頭が良いとされているイルカは0.64、チンパンジーは0.30です。ペットとして人気の犬と猫は、犬が0.14、猫が0.12となっています。
そしてうさぎはというと、知能指数は0.07です。犬や猫よりも低いですよね。
これは、先ほど説明した肉食動物と草食動物の違いが原因です。
犬や猫は、ルーツが肉食動物なので、草食動物のうさぎに比べると知能が高くなります。
よく一般に、ペットの話になると、うさぎはバカで、犬や猫は賢いというのは、それぞれの動物のライフスタイルに起因しているのですね。
実はうさぎにもそういったライフスタイルによって発達した部分があるのです。
それは「条件反射」です。
条件反射とは、動物が、経験によって学習し、後天的に作られた反射のことです。
うさぎの場合は、敵に追いかけられて捕まった場合、食べられてしまうので、「追いかけられるような状況になったら逃げなければならない」という意識があり、そう考えるより前に逃げることが出来るのです。
この条件反射によって、うさぎはとても素早く走ることができるのです。
まとめ
ここまでうさぎの知能についてご紹介してきましたが、確かにうさぎは犬や猫などに比べて知能は劣っています。
しかし、条件反射のように、その分発達した能力もあります。
現在、知能指数が低いからといって、これから変化しないとも言えませんし、育て方次第では、しっかりしつけることも可能だと思います。
是非、うさぎのこれからの可能性に期待して、楽しんで世話をしてあげてくださいね。
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