うさぎが快適に過ごせる温度や湿度はどれくらいなのでしょうか。
うさぎの体温調節と合わせてご紹介します。
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うさぎの体温について
私たち人間は、自分で体温調節が出来る動物です。
発汗することによって、全身で体温調節をしていますね。
しかし、うさぎは耳でしか体温調節ができません。といっても耳のみ発汗しているわけではありません。うさぎの耳は体毛が薄く、血管が張り巡らされています。
耳を立てることで、外気が耳の血管を流れている血の温度を上げたり下げたりしているのです。
ですので、耳を触ってみて、熱い時は体温が上がっていて、冷たい時は体温が低下しているということになります。
ちなみにうさぎの快適な温度は20~24度、快適な湿度は50~60%です。
温度調節が自分で出来ないうさぎは、まわりの温度や湿度によって体調が大きく変化するのです。温度や湿度が上がりすぎると、熱中症になることもあります。
梅雨時は、温度も湿度も上がるので、注意が必要です。また、夏に冷房をかけすぎているときなども体温が奪われ、体調を崩すことがあります。
よくある症状とその対策
温度と湿度の変化でうさぎによく起こる症状は、まず、「熱中症」です。
真夏に外に遊びに連れ出した時や、部屋の中の温度と湿度が上がりすぎているときによく起こります。梅雨や夏は注意が必要です。
うさぎが大きくお腹で息をしているときや、ぐったりとしていて食欲がなく、水もあまり飲まないときは、熱中症の症状である可能性が高いです。
目がうつろであることもあります。このような時は、すぐに冷房の効いている場所に移動をさせて、冷たい水で濡らしたタオルを体にあてて体温を下げてあげてください。
スポーツドリンクを飲ませることも大切です。
しかし、熱中症なのかの判断が付かないときや、対処の仕方がよくわからないときは、すぐに病院に連絡をして指示を仰ぐか、病院に連れて行きましょう。
反対に、体温が下がってしまっている時の症状としては、耳が冷たく、ぐったりとしていて食欲がない。軟便や下痢をすることもあります。
このようなときに、冷房をつけている場合は止めて、耳を中心に優しくマッサージをして温めてあげてください。
また、耳が冷たい時は、胃腸の病気なこともあるので、早めに病院に連れて行ってあげると良いでしょう。
対策としては、普段から室温を20~25度程度にキープし、好みの野菜や果物を少量ずつ、頻度を高めに与え、食欲の減退と水分不足を防ぎましょう。
食べ残した場合は放置せず、すぐに処分をしましょう。
また、暑い日のお出かけの際は、冷却材を持ち歩くと熱中症対策になります。
まとめ
うさぎは人間に比べて環境に敏感で、体調の変化が起こりやすい動物です。
あなたの大切なうさぎが元気に過ごすことができるように、普段から気を付けてあげてくださいね。
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