うさぎが寝たきりになってしまったり、下半身が麻痺してしまったりすると、自力でおしっこが出来なくなってしまいます。
そういう場合に、圧迫排尿という方法があります。
そのやり方やコツについて調べてみました。
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自力でおしっこが出来なくても、基本的には放っておけば、勝手に寝たままでもおしっこします。
でも、寝たまましてしまう回数は、うさぎにとっても飼い主にとっても少ないほうがいいと思います。
圧迫排尿のやり方
①ペットシーツなどのおしっこをしてもいい場所に、両足をしっかりと床につけます。
(立たせることが無理なうさぎには、寝たままでも大丈夫です。)
②親指と残りの指ではさんで、足の付け根の両側にある膀胱をお尻のほうに向かってぐっと押します。
③押し続けると、膀胱におしっこが溜まっているときは、足を踏ん張って出します。
(うさぎはおしっこをする前にしっぽをきゅっと上にあげます。その仕草をしたら出る合図になります。)
圧迫排尿の頻度
うさぎが自力でおしっこが出来ない時は、1日3回くらいは圧迫排尿で出してあげるといいでしょう。
膀胱がパンパンになるまで膨らんでいて漏れてしまう状態はオーバーフローといって、決してスムーズに排尿できているわけではないので、腎不全の原因になってしまいます。
濁ったおしっこが出たなど、いつもと違ったらすぐに病院に連れて行きましょう。
圧迫排尿はいつやるか
圧迫排尿をいつやるかは、うさぎの状況や飼い主の生活リズムによって判断します。
お昼寝などをしてぐっすり眠った後など、起きた時にしてあげるとたくさん出るようです。
また、一度出ればしばらくは出ないので、出かける前や就寝前にやっておくとよいかもしれません。
圧迫排尿のコツ
・膀胱の位置が分からない時は、排尿したばかりのうさぎのおなかをじっくり触っておいて、次のおしっこが溜まったお腹を触ると、膀胱の位置が分かりやすいです。
・措置に慣れた獣医さんや、措置を教えてもらい練習をした飼い主以外が圧迫排尿を行うと、膀胱破裂の危険性があります。
最初は必ず獣医さんにやり方を教えてもらってください。
まとめ
圧迫排尿はコツをつかんで慣れるまでは飼い主も緊張することと思います。
自力でおしっこが出来ないうさぎもきっとつらいと思います。
獣医さんに正しい圧迫排尿の仕方を教わって、うさぎの健康のためにもがんばりましょう。
圧迫排尿を続けていれば、そのうちタイミングやおしっこの仕方を思い出して、膀胱麻痺も回復することもあるらしいです。
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