うさぎとねずみには大きな前歯があります。

どちらも電気コードや木製の固いものをかじるのが大好きで、ネズミが大きな施設の高圧線をかじって感電して亡くなっていたとか、それが原因で大火事が発生したとかニュースを耳にします。

では、うさぎとねずみの歯に違いはあるのでしょうか。

ここでは両者の歯について勉強してみましょう。

 

うさぎ ネズミ 歯 違い

出典元:https://www.instagram.com/

うさぎの歯ってどんなもの?

うさぎの歯は28本あり、歯列は順に門歯2・切歯1・前臼歯3・後臼歯3・小臼歯2.大臼歯3、上下顎で構成されています。

上あごと下あごの切歯のエナメル質が前面は非常に厚く、後面にはエナメル質がほとんどない構造で、つねに歯が尖るようになっています。

また、切歯と臼歯の間に大きな隙間があいています。

切歯でちぎった食べ物を臼歯ですりつぶすようになっています。

かみ合わせがとてもよく、上下対となっている歯をこすり合わせることで、咬み合い面を維持しながら一生伸び続ける歯を自分で削っているのです

 

ネズミの歯ってどんなもの

ねずみは世界中のほとんどあらゆるところに生息していて、繁殖力が旺盛でわずか3~4週間程度で成体となります。

ねずみの門歯もうさぎと同様に一生伸び続ける特徴があるので、ねずみも常に硬いものを探してはかじって前歯をすり減らそうとする習性を持ってます。

ねずみの歯は上あごと下あご共に門歯1・後臼歯3の合計16本で、生え変わることはありません。

 

スポンサードリンク

また、ねずみもうさぎ同様に門歯のエナメル質が前面は非常に厚く、後面にはエナメル質がほとんどない構造で、つねに歯が尖るようになっています。

まとめ

かつては同じ齧歯目(げっしもく)に分類されていたうさぎとねずみ。

今ではその分類は上あごの門歯の裏側に楔形の門歯があるものをうさぎ目として独立して分類し、区別されるようになりました。

うさぎの歯は、野生で野草や樹木の皮、木の根など硬い食物を摂取するのに適した構造となっています。

対してねずみの歯は、硬い木の実などを捕食するためだけでなく、外敵から身を守るときにも鋭い歯を使うことが知られています。

 


今すぐチェック>>うさぎのペット保険をおすすめする理由はこちらから♪

スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事

スポンサードリンク