季節で毛が生え変わる動物はたくさんいます。
犬や猫なども季節の変わり目にはたくさんの抜け毛と共に毛が生え変わりますよね？
今回はその中でうさぎに着目してみました。
うさぎも季節の変わり目には抜け毛をします。また春と冬で毛の色が変わるうさぎのことについて調べてみました。
出典元：https://www.instagram.com/
冬に毛が白く生え変わるうさぎ
普段目にするうさぎで季節によって色が変わるうさぎはあまり目にしません。
しかし、冬になると毛の色が白く変化するうさぎが居ました。
エチゴウサギは１０月初旬より白化が始まり白化完了が１１月中旬と言われているそうです。
カンジキウサギは冬の間毛が白く、毎年春までに褐色に毛の色が変化するそうです。
完全に毛が生え変わるには１０週間かかるそうです。
ホッキョクウサギも冬は真っ白な毛に変わり、春になるとブルーグレーの毛に生え変わるそうです。
これらのうさぎは寒い地域で生息しており、冬の時期に外敵から身を守るために毛を白くするそうです。
雪の中で擬態し自分を狙う動物の目を欺くためにこのようなハエかありをしているそうです。
また、日本の野ウサギは北陸などの寒い地域に生息している生態は冬に毛を白くするそうです。
元々は南の地域の野ウサギと同じく冬にも褐色の毛が生えるのですが、徐々に毛の中のメラニン色素が体の中に吸収されるためということだそうです。
まとめ
虫は様々な種類が木や葉っぱなどに擬態して身を守るのをよく見かけますが、うさぎも自分の身を守るために周りに溶け込み外敵からの攻撃を避けているのを知りました。
冬の間、周りが雪で真っ白な場所で毛が白く生え変わったうさぎが隠れていても本当に気づかないかもしれませんね。
また、この毛が白く生え変わるうさぎは雪が積もる地域にのみ見られるそうなので、目にしたことのある方はとても貴重な経験をしたのではないでしょうか？
空を飛ぶタカやワシなどは冬に獲物が姿を現さないため、うさぎを獲物にしているそうですが、うさぎも擬態して身を守っています。
今回うさぎの毛について調べてみて、動物は生き残るために住んでいる地域によって身を守るための手段を見つけてることを知りました。
しかし、うさぎの毛の白化の構造のすべてはまだ明らかになっていないそうです。
まだまだ私たち人間の知らないことがたくさんあり、もっといろんな動物に興味を持つ人が増えていずれ完全に解明されてくれればいいですね。
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