犬や猫でもよく耳にする糞尿をあちこちでやってしまうマーキングですが実はうさぎにもマーキングをする習性があります。
しかも相当やっかいなのでその対策法を調べてみました。
出典元:https://www.instagram.com/
うさぎのマーキングについて
ではうさぎはオスもメスもどの種類のうさぎでもある時期が来れば必ずマーキングをするのか?結論から言うと必ずではありません。
まず、思春期に当たるオスによく見られる症状です。
うさぎの思春期とは、だいたい生後3ヶ月~5ヶ月頃になります。
わかりやすく人間でいうと中学生ぐらいの時期ですね。
ちょうど反抗期と呼ばれる時期ぐらいなので人間同様、うさぎにもいろいろな変化が現れるのです。
そのオスの思春期に始まるマーキングですが主に何をするのか。
それは単純明快、あちこちでおしっこをします。中には遠くへ飛ばすうさぎもいます。
マーキングと呼ばれる多くは糞より尿です。
何の為の行動なのか、これにはちゃんと理由があります。
マーキングの理由
そもそもうさぎにもちゃんと野生の習性があり、これら全てはその野生の習性からくる当たり前の行動ですが当然、うさぎにもそれぞれ性格がありますので全てのうさぎが同じ事をするとは言いきれません。
まず、その習性ですが野生のうさぎは群れで行動、生活をします。
そうした生活の中で、やはり自分の縄張りを作ったりほかのうさぎとの格差をつける習性があります。
その意識は特にオスに多くずばりマーキングとはその縄張りを作る為です。
飼育されているうさぎでもやはり自分の落ち着く場所や遊びやすい場所を常に探していてその行動が著しく目立ってくるのがこの思春期の時期です。
結論から言うと野生動物の習性なので仕方のない事なのですが、ペットとして飼っている以上、悪臭や衛生的にもどうにかしたいと思う飼い主さんも多いはずです。
マーキングの対策
まず、マーキング行為はオスの方が多くメスにもごく稀に見られます。
オスに関しては去勢、メスには避妊の手術によって抑えられる場合もありますがこれは必ず抑えられるとは限らない様です。
やはりそれぞれ性格の違いや育ってきた環境などもある事から個体差があるとの事です。
飼い主さんからするとやたらむやみに可愛いペットにメスを入れたくない、というのが正直なところだと思うので手術をするかどうかは飼い主さんの判断によるかと思います。
それ以外では、犬の躾によく見られる人間とペットの格差をしっかりつける事です。
うさぎの野生の習性からくる縄張り作りから、“自分テリトリーはここまでだよ”と人間が教える事です。
上下関係が把握できるうさぎにも躾は出来るのです。これはうさぎを飼育していく為にも今後も必要かと思われます。
まずはマーキング行為を最小限に済ませる為にもケージの中で抑える事。
これは外に出たいといううさぎの甘えを無視しなければいけません。
もしケージの外で遊んでいるときにマーキング行為をしてしまった場合は怒らずすぐ消臭剤などでふき取る事。ただ怒る行為をするばかりでは人間に恐れてなつかなくなるばかりか言う事も聞かなくなるからです。
あとすぐふき取るのも犬猫同様、自分のおしっこの臭いがするところへ何度もしてしまう習性もある為、すばやく臭いの元を消さなければなりません。
ケージの中でも飛び散らすなどのスプレー行為が激しい場合はケージの周りをプラ板で囲ったり防水シートを広めに敷いておくなどいろいろ考え対策をしてください。
まとめ
うさぎのマーキングについてはやはりオスに対して特に注意が必要ですが去勢手術で確実に治る、という事ではないところには要注意なので飼い主さんは家族の方とよく相談して決断してくださいね。
うさぎによってはバラバラですが一定の時期でマーキング行為が終わるみたいです。
それまでに人間のテリトリーの中に君(うさぎ)はいるんだよ。
だから縄張りを作っても仕方ないんだよ。といううさぎより人間の方が上という認識ができる様になればこの悩みはかなり解消されるでしょう。
今すぐチェック>>うさぎのペット保険をおすすめする理由はこちらから♪
今のあなたにおすすめの記事