うさぎを仰向けにすると気絶したような固まる状態になってしまいます。
これはうさぎにとって負担はないのでしょうか?
仰向けにしたときの危険性とどうしても仰向けにするときのコツについて調べてみました。
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うさぎを仰向けにするのは控えましょう
うさぎの背骨は飼い主ならばわかるように、通常の姿勢ですとカーブを描いたものになっています。
床などの固いところで仰向けにするのは、無理に背骨を伸ばす形となり、長時間その姿勢をとり続けることは、背骨に相当な負担をかけてしまいます。
さらに、仰向けになることによって、内臓の上下位置が逆転し、普段圧迫を受けない内臓が、ほかの内臓の重みで圧迫されたり、正常な状態での動きを邪魔するときもあるため、良くないといわれています。
仰向けにすると気絶し固まった催眠状態になるウサギも多いため、面白がってやる飼い主もいるように聞きます。
でもそれはうさぎにとっては、不自然なことともいえますからやらないほうがいいでしょう。
また、うさぎは普通、仰向けにされるのを極端に嫌いますので、仰向けにしようとすると猛烈に暴れることがあり、その際に背骨を骨折する事故が良く起きているようです。
どうしても仰向けにする場合
先述のように、うさぎを意図的に仰向けにすることには問題点もあるのですが、病院で診察をする時や、飼い主さんがうさぎの体調をチェックする時や爪切りの時などに必要になることもあります。
うさぎにストレスのかからない仰向けの手順は
- うさぎを膝の上に乗せる。
- お尻を持ち上げる。この時、飼い主の胸の高さまで持ち上げる。
- そのままゆっくり膝の上に仰向けにする。
- 仰向けにするときは落ち着いてあわてず行います。
- お尻を持ち上げるときはおしり全体を包み込むようにします。
そうすると、うさぎは安心して体を飼い主に預けられます。
また、仰向けにした時に、うさぎの顔が正面を真っ直ぐ向くようにすると、安定感がより増します。
うさぎの体調を調べるために仰向けにする場合は、「仰向けにする人」と「調べる人」の二人で行うとスムーズにうさぎの体勢を変えられます。
爪切りの場合も同じように、「仰向けにする人」と「爪を切る人」がいるとスムーズです。
うさぎが、どうしても仰向けにされるのを嫌がっている時は、無理に仰向けにせず少し時間をおいてから仰向けにしましょう。
まとめ
うさぎは仰向けにした時に、「気絶状態」や「催眠状態」に陥って固まることがあります。
うさぎにとっては不自然な体勢なので、そのままにせず、なるべく早く普通の姿勢に戻してあげることが大切です。
ただ、少しずつ仰向けに慣れさせておけば、爪切りや体調チェック、病院での診察の時に役に立つかもしれません。
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