うさぎは、大きな音や振動にストレスを感じる動物です。人間にとっては気にならないような音もうさぎにはとても大きな音に聞こえたり、少しの振動でも大きな地震のように感じることもあります。

うさぎと一緒に引っ越しをすることになったら、どんな移動手段をとるか迷われると思います。

そこで、車、新幹線、飛行機に乗った場合について、それぞれ調べてみました。

 

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出典元:https://www.instagram.com/

 車・新幹線・飛行機に乗る場合

車で移動する

車移動の良いところは、エアコンで温度調整がしやすいこと、飼い主とコミュニケーションがとりやすいこと、トイレのにおいなど周りを気にしなくて良いことなどがあります。

うさぎを車に乗せるときは、狭いキャリーに入れるより、ケージごと乗せることをおすすめします。

キャリーが大好きなうさぎもいますが、出来るだけいつものケージ内の環境で移動したほうが快適なはずです。

ケージは、後部座席に置いて後ろ側の柵にシートベルトをして固定します。

ケージの中には、水・チモシー・トイレを入れます。

ペットシーツも敷いておきます。座席は斜めに傾いているので、トイレは奥に設置します。

ケージの上からひざ掛けやタオルなどの布をかければ、防音効果もありますし、直射日光を防ぐことができます。

休憩は、こまめに長くとりましょう。

そして、水分量の多い野菜をあげます。

ドライブ中はなかなか水を飲んでくれないので、野菜や果物で水分補給させます。

新幹線で移動する

うさぎを新幹線に乗せる場合、ペットは「手回り品」として位置づけられており、サイズや持ち込み方法が決められています。

うさぎはペット用キャリーの中に入れる必要があり、「長さ70cm以内、タテ・ヨコ・高さの合計が90cm程度で、かつケースと合わせた重量が10㎏以内」と決められています。

そして、「手回り切符」を購入します。

いざ乗車してからは、足元にキャリーを置いて、いつでも様子が分かるようにしておきます。膝の上で抱えていてもいいです。

エアコンの風が直接当たったり、熱が伝わらないように、キャリーに布をかけておきます。

キャリーの穴から、ウォーターボトルを差し込んで水を飲ませたり、水分が多めの野菜を食べさせてあげます。

 

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飛行機で移動する

飛行機での移動は、長距離の移動でも短時間ですむというメリットがあります。

ただ、飼い主と一緒の環境で過ごすことができないので、どのように過ごしているか心配になります。

家を出る前に必ず水分補給をします。

水分の多い野菜や果物を食べさせます。そして、夏は暑さ対策が大事です。

夏場は出来るだけ気温の高くない早朝や夕方以降の飛行機に乗ることをおすすめします。

キャリーの中にはプラスチック製の保冷剤をタオルでくるんで入れておきます。

ペットは客室には連れていけないので「手荷物」としてカウンターに預けます。

重さを量って料金を払います。

目的地の空港に着いたら、手荷物受け取り場へ行って、うさぎを受け取ります。

まとめ

うさぎは環境変化にとても弱いと言われています。

環境の変化にどの位耐えられるのかはうさぎによって異なってきますので、うさぎの様子をよく観察し、なるべくストレスのかからない手段を選んであげましょう。

そして、無事引っ越しが済んだら、うさぎを「よくがんばったね」とやさしく撫でてあげましょう。

 


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