うさぎを飼育していると、なかなかトイレの場所を覚えず困るという話を聞きます。
うさぎは犬や猫と違いしつけにはコツがいるようです。
どうしたらしつけられるのか、その方法を調べてみました。
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うさぎのふんのしつけ方
しつけのためには、まずうさぎがふんをするのはどういう時なのかを知る必要があります。
うさぎのうんちはうさぎ自体の感情や縄張りを示していることが多いです。
特に嬉しいことがあり興奮していたり、飼い主にかまって欲しい時は、糞をばらまきがちになります。
縄張りアピールが激しいようだと、自分の場所に対して不安がっている可能性が高いでしょう。
環境に慣れるまで様子をみてあげて下さい。
また、うさぎはふんを我慢することができません。
トイレの場所を分かっていても間に合わずふんを落とすこともあります。
しつけの最中に頻繁にふんをしても自然なことなので、留意しておきましょう。
しつけは、このうさぎの習性を理解した上で行います。
うさぎのトイレの場所が定まっていない時は、ふんを始めたらまずトイレの場所へ連れて行きます。
その際にお尻をなでると、糞のする場所を覚えやすくなります。
スキンシップもかねてぜひなでてあげましょう。
その上でばらまいたふんを片付けていきます。
うさぎが興奮して行った排泄に関しては、掃除の後存分に可愛がってあげましょう。
飼い主が遊ぶことで欲求が満たされます。
縄張りアピールの場合
縄張りアピールの場合はすぐに清掃せず、様子を見てからふんの処理をします。
ふんの匂いをつけることでテリトリーの主張をしているため、すぐに片付けてしまうと効果が薄れてしまうためです。
うさぎがトイレ以外の場所でふんをしてしまっても、あまり怒らないようにして下さい。
もともとうさぎはしつけに時間がかかる生き物です。
ふんはコロコロと乾燥しており、下痢でなければホウキや掃除機で簡単に処理することができるので、手間はそれほどかかりません。大目にみる寛容さが必要です。
うさぎは怒られてしまうと、その経験から飼い主に怯えるようになってしまいます。
なぜ叱られたのかを考えることができないのです。むやみに叱ってしまうと、信頼関係を壊しかねないので注意が必要です。
ふんはあまり臭いませんが、うさぎのおしっこは強いアンモニア臭がします。
トイレを覚えさせるためには、この臭いを利用することも大切です。
根気よくトイレの場所へうさぎを誘導しても覚えないようなら、トイレ以外の場所にしたおしっこをティッシュなどで拭き取り、それと一緒にふんもいくつかトイレに入れておきます。
こうすると臭いでうさぎがトイレの位置を把握しやすくなります。
トイレ以外の場所の臭いを消す
それでもどうしてもしつけが上手いかないときは、トイレ以外の場所の臭いを消してしまいましょう。
室内飼いでカーペットや床に頻繁にふんやおしっこをしている場合、臭いが一帯に漂っているため、トイレの位置が定まりません。
掃除や洗濯を行なうのはひとつの手だと言えるでしょう。
臭いを消すためだからと消臭スプレーを使用するのは避けて下さい。
含まれる有害な物質をうさぎがなめてしまう可能性があります。
使用するのなら酢がおすすめです。
うさぎのおしっこの臭いはアルカリ性のため、酸性である酢が消臭効果をもたらすのです。
トイレの設置場所も重要
ゲージの隅や壁側に置き、外から見えない位置に設定するとうさぎが安心します。
ダンボールなどで囲いを作ってみたりするとトイレだと認識しやすいでしょう。
最後に、トイレに成功したら、うさぎを存分に褒めてあげて下さい。
ご褒美に好物やおやつをあたえるのは効果的です。
たくさんなでて、スキンシップを取りましょう。
成功して褒められた体験の積み重ねが、しつけに繋がると同時に信頼関係を構築することもできるのです。
まとめ
うだぎのトイレのしつけには工夫が必要なことが分かります。
臭いを利用したり、隅にトイレを設置したりとうさぎが覚えやすいように配慮してあげましょう。
しつけには根気が必要です。上手くできた時は存分に褒めて、二人三脚で乗り越えていきましょう。
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