うさぎと生活をしていく中で、たくさんの思い出ができると思います。
なにかで遊ぶとき、特に好きなものがあるとするならば、うさぎはそれをどのように認識しているのでしょうか。
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うさぎの視覚
野生のうさぎは普段穴の中で生活しており、明るくなってきた明け方や、日が沈みだす夕方から活発に動き出します。
そのため光を感じる能力が高いです。その能力は人間の約8倍もあります。
目は側頭にあるので、両目で360度ちかくまで見ることができます。
しかしそのせいで物を立体的に見ることができません。さらに、顔の前あたりに死角ができてしまうので、近いものが見えません。
色の認識
人間の場合、光が目に入ったとき、色という感覚が生じます。
人間の目に見える光は順に「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」の7色です。
色はそれぞれに異なった波長をもっていて、入ってきた光の波長を色情報に変えて、脳へ送ることで色の識別をしています。
人間の網膜には錐体細胞という光の受容細胞があります。それが、赤、緑、青の3色なので、人間は3色型色覚です。それではうさぎはどうなのでしょうか。
うさぎの色覚は2色型だといわれ、うさぎは一般的には赤色が見えず、緑と青はよく見えるといわれます。
生物の目には本来「赤、緑、青、紫外線」を別々に感知する4種類の錐体細胞がありました。
それが、生活環境の違いによって色の識別を処理する仕組みが変化しました。
犬などの哺乳類も2色型色覚なのですが、赤と青の2原色です。
しかし、うさぎは2色型色覚でも緑と青の2原色だと言いましたが、それはうさぎが草食動物であるから、赤ではなく緑が認識できるようなったのではないかと思われます。
まとめ
厳しい野生の中で生きていく中で、生き残るために目の代わりに耳や鼻が発達したのではないかと思いました。
また、他の哺乳類と違って赤が見えないというのは、赤を見る必要がなかったということであり、本当に捕食される側の草食動物だったのだなと思いました。
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