かわいいうさぎの目を良く見ると目とまぶたの間に、もう一枚白い膜があることが分かります。
この白い膜は何でしょうか?またどんな役割をしているのでしょうか?うさぎの目にある白い膜について調べてみました。
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うさぎの目にある白い膜は何?
うさぎの目にある白い膜は第三目瞼(だいさんがんけん)、とても難しい字ですが、第三のまぶたと呼ばれているものです。
瞬膜とも言われます。
瞬膜とは鳥類、両生類、爬虫類などで発達していて、哺乳類では退化しているといわれていますが、うさぎの目には付いていて、きちっと作用もしています。
瞬膜の役割
瞬膜は、眼球にある角膜を覆い、瞬膜腺が涙液を出して角膜を保護する役割をしています。
うさぎは人間よりもはるかに瞬きが少ないのも瞬膜があるためだといわれています。
また野生時代に捕食対象として常に警戒していたことから、夜も目を開けたまま眠るために、睡眠中の目の保護もしています。
目を開けたまま寝ているなんて、良く眠れなさそうですが、実際は目を開けた振りをして寝ているそうです。かわいいですね。
チェリーアイ(瞬膜腺突出)
瞬膜腺はうさぎの体調しだいで目頭から出たり入ったりすることがあるようですが、感染症などで炎症が起こると、目頭から出てしまう病気もあります。
瞬膜腺の出ている様子がさくらんぼのようであることからチェリーアイ(瞬膜腺突出)と言われています。
この病気は先天性の遺伝である場合と細菌感染が原因で起こることがあります。
症状によって薬で治る場合と手術が必要になる場合まで治療法はさまざまですが、うさぎの異常に気がついたら早めに対処をしてあげてくださいね。
細菌感染を防ぐ方法としては毎日きれいにゲージを掃除することが大切ですよ。
まとめ
うさぎの目にある白い膜について調べました。
うさぎには他の哺乳類にはない瞬膜と呼ばれる第三のまぶたがありました。
瞬膜によって夜も目を空けたまま寝ることができるし、瞬きの回数が少ないことが分かりました。
瞬膜にある瞬膜腺が目頭から突出するチェリーアイといわれる病気があることが分かりました。うさぎの不調に気がついたら症状がひどくならないように早めの対処を心がけましょう。
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