うさぎがチモシー(牧草)主食であるがため、消化酵素では消化しきれないため、「盲腸便」を「食糞」することで栄養を得ることを前にお話しましたが、今回はそのほかにも栄養を得るため、生き抜くためのうさぎの生態に迫って調べてみました。
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「うさぎがうさぎを!?」、「吸収」ってなんだろうと思った方は、読んで驚かれるだろうと思います。
そこには捕食動物として自然界では、常に的に習われる立場の、うさぎの驚くべき、子孫を残すべき工夫と、悲しいお話がありました。
うさぎがうさぎを!?
みなさん、「うさぎがうさぎを」の後に、何が続くと思いますか?多分みなさんの予想は当たっていると思います。
そう、「食べる」がその次に入ってきます。
やっぱりと思われ、悲しい気持ちになられた方もいらっしゃるでしょうが、前述しましたうさぎが常に敵に狙われる捕食者として、厳しい状況の中で生き抜いていくための知恵が隠されていました。
うさぎが共食いする理由の一つに、多頭飼いがあります。
多頭になれば餌を得る、縄張りが荒らされるのが嫌なのか、ストレスが溜まります。そうすると、共食いをすることがあるそうです。
顕著なのが、母うさぎが、食料が乏しくて、子供を育てるのが難しいと判断すると、子供を食べてしまうということが、うさぎの共食いの研究報告として上がっているそうです。
特に弱い個体から食べられてしまうそうです。自分の身を守るためか。他の丈夫な個体を確実に育てるためなのか、さては、弱い個体に苦しい思いをさせる前に・・・との親心なのかはわかりませんが、太古からの本能がそうさせるのでしょうね。
吸収
「吸収」って何って私も思いましたが、読んでくださっているみなさんもそう思っていることでしょう。
母うさぎは出産すると胎盤を食べてしまうそうです。
出産によって弱った体を、胎盤に残っているたっぷりの栄養で、補って生き残ろうとしているのでしょうね。
胎盤とは別に、今度は「胎児再吸収」という言葉が出てきます。
そうです、吸収とは胎児を吸収してしまうのです。少し驚きの単語ですよね。
これは、例えば病気やケガなどで、母体が弱っていると母うさぎが判断した場合は、自分が生き残る、共倒れ人らないために、胎児を吸収してしまい、その栄養を自分の体力回復に充てるのだそうです。
ちょっと、悲しくも怖い話ですが、厳しい自然界で子孫を残すためにはいたし方ない事なのでしょうね。
まとめ
うさぎに限らず、共食いや子殺しをする動物は色々知られています。
例えば、身近なところではハムスターが挙げられます。またはホッキョクグマや、ライオン、驚きは、チンパンジーやイルカまで・・・
きっと、厳しい生存競争や、生活環境を生き抜くための知恵なのでしょう。
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