うさぎは1年中繁殖期と言うのは聞いたことがあるかもしれませんが、実は妊娠もとても短い期間で済み、子どもを生むことができます。
妊娠前後のうさぎの様子はどのようなものなのでしょう?
うさぎの妊娠まで
一年中繁殖期と書きましたが、特に繁殖が行われやすいのは季節的に安定している春や秋になります。
発情すると活動が活発になり、俗に“足ダン”と呼ばれているスタンピング(読んで字のごとく、足を床に叩きつけること)を行ってたり、人が近づくと尿を撒き散らしたりします。
繁殖期には、雌と雄をいっしょのゲージに入れると、雄が雌を追いかけ回して、それに雌が応戦して攻撃する…といったことも見られますので、雌があまりに逃げ回る場合には一旦中止して、また後日お見合いを試みましょう。
雌が繁殖期でなかったり、単に相性が悪いということもあります。
交尾が終了してからもすぐに夫婦を別々のケージに離しましょう。
妊娠を確かめる方法はありませんので、出産が近くなって母親の様子に異変が出て来るまでは分かりません。
妊娠してから
妊娠期間は人間に比べるととても短く、約一ヶ月で子どもが生まれます。
一度に大体1匹から6匹ほど生まれることが多いようです。
妊娠してから二週間ほどで落ち着きがなくなってきます。
そういう様子が見られたら、母うさぎは神経質になっていますので、出来る限り静かな環境を作ってあげるようにしましょう。
巣作りを始めるのもこの時期になりますので、牧草や産箱を用意して、環境を整えてあげるお手伝いをします。
うさぎの出産
出産は日にちをまたいで行われることもあります。
初めに産まれた子が動かなくても、産箱は取り出さずに少し待ちましょう。
母うさぎに見られないように別室に移動させてから、動かない子を回収してしまいます。そのときに、他の元気な子を素手で触って、人間の臭いをつけてしまわないよう気を付けます。軍手などを使うといいでしょう。
まとめ
うさぎは一年中繁殖期で、妊娠すると一ヶ月程度で子どもを生みます。
妊娠中の母うさぎはとにかく神経質でデリケートですので、刺激しないように静かな環境づくりを心がけましょう。
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