日本のうさぎといえば、白い毛並に赤い目や黒い目というのが見慣れていますが、うさぎの種類は150種類以上、うさぎの色は30種類あるといわれ、目の色も黒目と赤目がいるのをご存じでしたか?
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赤目のうさぎは実は
日本のうさぎといえば赤い目に真っ白な色のイメージがあります。
そのうさぎは「ジャパニーズホワイト」と言われています。
実はこのうさぎ野生には存在しないうさぎなのです。
真っ白な毛に赤い目のうさぎ、なぜ毛は白く、目が赤いのかは理由があるのです。
それは遺伝的に色素が薄い「アルビノ」といわれるのが多いからなのです。
色素が薄いと毛が透明で、毛色が白く見える事から毛は白く、黒目の「虹彩」も透明で目の奥の血管が透けて赤く見え、目が赤く見えるのです。
目が赤いうさぎというのは、カイウサギの中の、体が白い白色種などで、これらは体に色素をもっていないため体は白く、瞳の周りにも色がないのです。
実は赤い目や、白い毛は体の色素をもたない病気なのです。
なぜ真っ白で赤い目のうさぎが誕生したのか
16世紀にオランダよりうさぎが伝来し、明治時代以降、雪に溶け込むような色の白いうさぎの毛皮は軍服として重宝されたようです。
うさぎの繁殖は比較的簡単で、それによりうさぎの飼育を始めるのが多くなったそうです。
そのイメージが現代にも伝わり、うさぎは白く、目が赤いという認識が生まれたようです。
現代のうさぎ
近年ではペット化され、うさぎの性格や飼いやすさからうさぎを飼う人が増え様々な品種改良をされてきました。
毛の色は白色、茶色、白色にブチが入ったうさぎや、毛の長さも、長いうさぎから、短いうさぎ、などたくさんの種類がいるのですが、自然の野山に生息している野うさぎは目が黒いのです。
まとめ
パッと見だけでは区別のつかないうさぎなのですが、日本の歴史の中で人工的につくられたうさぎと、野山に生息している野うさぎと、ペット化されたうさぎには、その理由や歴史や時代の背景によって様々違っているのです。
昔のうさぎについて知れる事により、今ペットとして生活できるようになった動物をより大切にしていきたいなと思いました。
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