うさぎの毛がからまってしまった。毛が固まって塊ができた。うさぎへのリスクは?
うさぎには換毛期があります。
換毛期とはうさぎの体毛が沢山生え替わる時期のことです。
うさぎの毛が固まって塊になったらどうしたらよいのでしょう。
うさぎのリスクはあるのでしょうか。
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うさぎの背中に毛玉が出来た理由
毛と毛が絡み合って団子状態に、ちょうど見た目にアスパラの先部分のような状態で、固まった毛がウロコに見える状態です。
原因はグルーミング前に涼ませようとスプレーし過ぎてしまったから、うさぎは汗をかかないため、気化熱による冷気を感じることができません。
体表を汗ばんだような状態にすれば涼めるのです。
毛玉が出来やすいうさぎ
長毛種のうさぎは毎日グルーミングしていても、ちょっとした事で毛玉が出来てしまいます。
育腸糞(食べるための糞)が付着したり、おしっこやゴミが付いただけでも毛玉ができます。
太っているうさぎも自力でグルーミングが苦手です。
届かない部分に毛玉が出来やすいのです。
毛の塊、処理方法
小さな塊であれば、触れていれば次の換毛期できれいに生え換ります。
あまり固まっていないものは、コームで数回撫でてあげると解けます。
大きな塊の場合は、すっぱり切り取りましょう。
暴れやすいうさぎの場合や、塊が毛の根元近くまである場合は、獣医さんに頼った方が安全です。
うさぎの換毛期は年に4回あるので、一部だけ短くなっても大丈夫です。
うさぎの毛玉の皮膚リスク
夏場は、皮膚炎の可能性が冬場より高くなります。
うさぎは汗をかきませんが、ウォターボトルが背中に当たったり、自分で自分をグルーミングする時に舐めた唾液などで毛が濡れる事があります。
通常は自然乾燥しますが、塊となった毛玉状態では上手く乾燥しないので、中に浸透してしまえば皮膚にまで達する可能性も考えられます。
そうすると、蒸れた状態となり、皮膚が刺激を受け始めます。
刺激を受け続けた皮膚は炎症を起こすようになります。
うさぎの皮膚はとてもデリケートで炎症を起こしてしまうと簡単に悪化します。
グルーミングの時、塊のままうさぎの胃に運ばれるとうっ滞を引き起こすこともあります。
まとめ
基本うさぎは自分でグルーミングしますが、毛玉を飲み込んでしまって、病気になったり、毛玉が原因で皮膚病になったりしますので、少し抜け毛が目立ってきたら念入りにブラッシングしてあげましょう。
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