うさぎは多くの童話に出てきます。その中でのイメージですが、うさぎが食べるものといえばやはりニンジンかと思います。
けれどもニンジンなんてそうそう自生していません。それならば、うさぎは何を食べているのか。
また、どんなものを食べさせていいのか調べてみました。
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うさぎの食べるもの
うさぎは草食動物で野生では草を食べています。
ペットのうさぎには主食と副食とがあります。
うさぎの食事として思い浮かびやすいニンジンだけでは必要な栄養が足りません。
主食はペレットと牧草です。そして、足りない栄養を補助するものとして野菜、野草、果物などを与えます。
ペレットは栄養素を凝縮したもので、牧草は硬い繊維質なので歯の伸びすぎ予防と消化を活発にして「毛球症」を予防します。
(毛球症とは毛づくろいしたときに飲み込んでしまった毛が胃の中で蓄積されて毛球ができてしまうことです。ひどいと手術が必要になります。)
ですがペレットは栄養素が高いだけでなくカロリーも高いのであげすぎてもいけません。目安としてはうさぎの体重の約3%です。
うさぎは野菜が大好きですがあげすぎには気を付け、新鮮なものをあげましょう。
また、水分の多い野菜は下痢になることがあるので与えすぎてはいけません。
食べていい野菜
サラダ菜、あしたば、セロリの葉、ニンジンの葉、ニンジン、水菜、みつ葉、大葉、春菊…。
ポイントは糖分とカルシウムです。
見てわかる通りうさぎの食事では葉っぱがメインです。
特に緑黄色野菜の葉は栄養たっぷりでカロリー控えめなのでおすすめです。
食べてはいけない野菜
いも類、レタス、キャベツ、玉ねぎ、ネギ、ニラ、アボカド、トマト、きゅうり、アスパラガス…。
水分の多いものはNGとなっています。
また、でんぷん質や油なども体によくありません。野菜以外ではチョコレートなど人間の加工食品も危険です。うさぎの手の届くところには置かないようにしましょう。
野草
たんぽぽ、オオバコ、クローバー、なずな、はこべ…。
身近なところに生息しているものが多いと思いますが、採取していいのは農薬や排気ガスで汚染されていないものだけです。
一番多く見かけるクローバーは夏に発酵して毒性を帯びるので夏季のものはNGです。
野菜と同じく新鮮なものを適量あげましょう。
果物
りんご、洋ナシ、いちご、バナナ、ラズベリー、パイナップル、パパイヤ…。
果物は繊維質が多くビタミンも豊富です。しかし、糖分とカロリーも多いのであげすぎてはいけません。
皮のあるものは農薬がついているので剥いてあげて、小さく切ってからあげましょう。
パイナップルやパパイヤは毛球症の予防に効果があります。
いちご類は防カビ剤がついているので、あげるなら有機栽培のものにしましょう。
まとめ
うさぎについて書かれている本はたくさんあります。
ある本では良いとされているものでも、別の本では毒だとされているものがあります。そうした場合はどちらが正しいかではなく、1つでもNGだとされているものはあげないでください。
人間と同じことが言えますが、摂取しすぎはよくありません。食べていいものだとしてもあげすぎず、バランスの良い食事をあげましょう。
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