うさぎを飼育していると、お手入れが必要になってきます。
爪切りはうさぎの大切な足を保護するために必要な行為です。
伸びすぎるとひっかけて折れてしまうこともあります。
爪を切るのは何だか怖いという人もいると思いますが、うさぎのためにもぜひ切ってあげたいところです。
初めての人でも安心して爪を切る方法はないのでしょうか?
調べてみることにしました。
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うさぎの爪を切るためのコツとは?
原則、外で飼育しているうさぎは爪切りは必要ないとされています。
庭で遊ばせることにより、地面に穴を掘ったり、爪でものをひっかいたりするため自然と削られていくのです。
なので、室内飼いでも庭で定期的に遊ばせる環境があれば、爪の状態にもよりますが切る必要はないと言えるでしょう。
完全な屋内飼育であったり、屋外でもベランダなど爪を刺激する環境ではない場合は、爪を切ったほうが無難でしょう。
爪切りは2〜3ヶ月に1度切るのが目安となります。
動物病院やペットショップにお願いすれば切ってもらうこともできるようですが、家庭でケアすることが可能なので、ぜひ自分で切ってみましょう。
まず、爪を切る前に準備やうさぎの状態をチェックします。
爪切りは必ず小動物用の専門の物を購入しましょう。
切り口がカーブしているものや、持ち手が持ちやすいものがおすすめです。
人間用やニッパーを使用すると切り過ぎや切った後の状態が良くないケースがあります。専用のものを使用するのが望ましいと言えるでしょう。
また、爪を切るためにはうさぎが抱っこさせてくれるのが条件となります。
抱っこを嫌がる個体もいるため、その場合は押さえて爪切りを行います。いずれにせよ、ある程度うさぎが飼い主やその家族に触れられることに慣れている必要があります。
爪を切る準備
準備が整ったら、うさぎをゲージから出します。
爪を切る場所は暴れるのをできるだけ防ぐため、うさぎのテリトリー外で行なうのがベターです。
爪を切る際は2人がかりだとスムーズです。
膝の上に仰向けに抱きかかえ、うさぎの目を手のひらで覆います。頭や背中を一方がなで続け落ち着かせている間に、もうひとりが爪を切ります。
大人しいうさぎだと1人でも対処できます。
イスに座るか、正座をし、仰向けにしたうさぎをふとももの間に挟み込みます。飼い主に慣れており穏やかな性格のうさぎだと、この状態で爪を切ることができます。
仰向け抱っこ自体ができない個体もいます。
その場合はタオルで包み落ち着かせましょう。
バスタオルで体全体と目を隠し、爪を切る足だけ出しておきます。
無理に強く抱いたり、引っ張ると骨折の恐れがあります。
非常に嫌がるようなら止めて下さい。
慣れないうちは一本づつから始め、うさぎの様子を見ながら行いましょう。
切る目安
うさぎの爪はどのあたりまで切れば良いのでしょうか。
爪は血管から3センチほど離れた場所を切るのが理想です。
血管との境目が分かりにくいようなら、懐中電灯などで爪を透かしてるとはっきりします。
確認しながら切っていきましょう。
切りすぎてしまった場合
もし切りすぎて出血してしまったら、切り口をしばらく押さえれば血が止まります。
指で押さえても良いですし、清潔なティッシュやガーゼを使用しても良いでしょう。
血がだらだらでることもありますが、落ち着いてうさぎの様子を見ながら対応していきましょう。
たまに傷跡をうさぎがなめることがありますが、自ら止血をしようとしているため、そこまで気にしなくても大丈夫です。
どうしても出血が心配なら止血剤もあります。
うさぎの様子を確かめながらの対応していきましょう。
まとめ
うさぎの爪を切る時は、失敗をしないか、暴れないかなど様々なことが気になると思います。
コツを掴むまで苦労するかもしれませんが、あきらめずに挑戦しましょう。
爪を伸ばしっぱなしにすることはケガの原因になります。
大切なうさぎの足を守るためにも定期的にケアをしていきましょう。
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