うさぎが爪切りに激しく抵抗すると、飼い主にもお互いに大きなストレスがかかります。そんな中で爪から血が出てしまったら動揺しますし、とても疲れることに。
しかし、慌てることはありません。うさぎの爪は人間よりも血が出やすいようにできているのです。
うさぎの爪には血管が通っていますので、その血管が少しばかり先の方に伸びていたり、気持ち深爪気味になったりしても出血してしまいます。
皮膚や肉まで切ってしまったということではありませんので、落ち着いて対処しましょう。
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爪切りの目安
うさぎの爪も見た目は人間と同じように、ピンク色の部分と先の白い部分とに分かれています。
ピンクの部分には血管が通っていますので、その際から2、3ミリ白い部分を残して切ってあげるのが良いでしょう。
伸びた先をちょこんと挟んであげる、という感覚でやってみると上手くいくようです。
このときに、人間用の爪切りではなく専用のものを使った方が、爪割れもしにくいので適しています。
もし血が出てしまったら
出血量が多くても慌てずに、まずはティッシュやガーゼなどで押さえます。
しばらくすると止まっているかと思います。基本的には人間と同じですね。
うさぎが自分自身で舐めて止めることもあるそうです。
あと、小麦粉を先につけたりする方法もあります。
それと同じような作用をする粉状の止血剤もありますので、不安な方は事前に揃えておくのもいいかもしれません。
ただしこの薬は染みますので、爪からの出血以外には使わないように気をつけましょう。
昔は出血した際に、爪の先に火を消した線香やマッチの先を押し付けて止めるという方法もあったそうですが、これはうさぎが火傷する恐れがありますので止めましょう。
ちなみにこれは血が流れ続けているときにやっても全く意味がありません。
まとめ
うさぎの爪は人間よりも血が出やすい構造になっていますので焦らずに、出血した場合はまず清潔なティッシュなどで患部を優しく押さえましょう。
もしそれでも止まらないようでしたら病院に連れていきましょう。
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