うさぎの様子がいつもと違う。気が付いたら腫瘍ができているなんてことが起きるかもしれません。
もし起きてしまった時に慌てず、対処できるようにうさぎの病気について勉強しましょう。
出典元:https://www.instagram.com/
膿や腫瘍ができる原因
うさぎにはよくみられる症状です。
全身に発生しますが、顎や頬など特に多く発生します。この腫瘍は日常生活の快適さを低下させます。
うさぎの皮膚にできた膿瘍は何らかの隠された原因が下地にある場合がほとんどです。
例えば、あごの下の膿瘍や眼の下の膿瘍は、歯の噛み合わせの悪さや歯根の炎症など口の中に原因があります。
足の裏の膿瘍は、肥満や腎不全などの全身疾患による運動不足、またはケージの掃除不足が原因になっていることが多いようです。
他にも膣や肛門周囲の膿瘍は、尿に問題がある場合や肥満などが考えられます。
したがって、うさぎの膿瘍は抗生剤や手術などの治療だけでなく、おおもとの原因を見つけ、改善しないことには治りません。
膿や腫瘍ができてしまった時の対処法
犬や猫の膿は液状なので、傷を開き排膿し、洗浄することであとは薬で治ることがほとんどです。
しかしうさぎの場合チーズ様の固形の膿がたまります。
よってうさぎに膿が出ている場合や、皮膚の下に膿がたまっている場合は洗浄や消毒を繰り返してもなかなか治りにくくなっています。
これはうさぎの膿瘍が、薬が染み込みにくいほど分厚い膜で覆われているからで、この膜ごと癌を摘出するように切り取らないと治らないことが多いです。
うさぎの膿瘍は治療をしても再発する可能性が高く、完治することが難しい場合があります。
再発を繰り返すと、その都度治療が必要になり、度重なる治療や患部の拡大により、次第に生活の質が低下していきます。
もしできてしまった時はすぐに病院で受診してもらいましょう。
まとめ
うさぎに膿や腫瘍ができてしまった場合は、その腫瘍を取り除くだけでは不十分で根本的な原因を追究し治療していくことが必要になります。
顔にできる膿や腫瘍の原因の多くは歯が関係しているので、歯科治療も併せて行う必要があります。
まずはお医者さんに相談してみましょう。
今すぐチェック>>うさぎのペット保険をおすすめする理由はこちらから♪
今のあなたにおすすめの記事