うさぎも体調を崩すと下痢や軟便になってしまいます。
人や犬、猫などは2、3日下痢になってもすぐ命にかかわることはありませんが、うさぎにとっては命に関わる大きな問題です。
今回は、うさぎの下痢の原因と対処についてご紹介します。
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うさぎが体調を崩すとき
うさぎの便は、コロコロしたイメージがあると思います。
これが、柔らかいものになってくるととても危険です。
うさぎの下痢の原因として、よく聞くものはストレス、寄生虫、餌に関するものです。
うさぎは、もともと捕食される側の生き物なので、縄張り意識が強くストレスを感じやすいです。
例えば、冷暖房の風が直接当たっていることやケージ内が汚れていたり、気温が急に変わったりと挙げればきりがありません。
私たちが身近な問題として気温(室温)の管理が問題とされています。
日本は四季があり、一年中気温が落ち着いているという気候ではありません。うさぎは、耳でしか体温調節ができません。
そのため、環境の変化が激しいとかなり負担がかかります。
うさぎにとって、快適な室温は、20度~24度、湿度は50~60%と言われています。
エアコンなどで室温を管理すると思うのですが、うさぎのケージは床に置いていることがほとんどだと思います。
私たち人間の高さに合わせて室温設定すると、うさぎには適していない場合が多いです。うさぎの目線で温度設定をしてください。
人間が思っている以上に、うさぎにストレスがかかっている場合があります。
コクシジウム感染症というものがあり、これは消化器官に寄生する寄生虫によって起こるものです。
肝臓に寄生すると軟便が、腸に寄生すると下痢になります。
この寄生虫は、無害とも言われていますが、体が小さい1~2キログラムの子ウサギが罹りやすいので十分気を付けてください。
また、このようなストレスから餌を食べたときに栄養を十分に吸収できなくなり下痢などの症状が出ます。
下痢が原因で、脱水症状になり命を落とすこともあります。
下痢になった時の対処法
対処としては、手遅れにならないように下痢の症状が見られたら、すぐに病院に連れて行きましょう。
病院に連絡が取れない場合は、次の日まで待つ必要がありますが、行きつけの病院でなくとも、他の病院で診察を受けることをお勧めします。
やむを得ない場合は、家で安静になります。
下痢による脱水で余計に体調を崩す場合がありますので水分補給は忘れずにしてください。
また、体温低下の可能性あります。
体温低下を防ぐためペットシーツや温かいお湯を入れたペットボトルをそばに置き保温してあげてください。
まとめ
うさぎが体調を崩すときは、ほとんどがストレスからです。
うさぎの体調が優れない場合はすぐに病院に行くことをお勧めします。
対処方法を探すことも大切ですが、その前に予防することが最も重要だ思います。
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