うさぎは本能で噛むという習性が備わっています。
うさぎを飼っている方が一度は悩む問題ではないでしょうか?ケージを噛むとうるさいですし、うさぎにとっても良くないです。
「うさぎがケージを噛む問題」その原因と対策をみていきましょう。
出典元:https://www.instagram.com/
なぜうさぎはケージを噛むのか
うさぎがケージを噛む理由、それはうさぎの歯に関係しています。
うさぎの歯は生涯伸び続けるという特性があるからです。
1か月に約1cmずつ伸びます。歯がのび続けると嚙み合わせが悪くなって、うまく食事をとれなくなり歯の病気にかかってしまう事もあります。
そのような理由からうさぎは何かを噛むことで伸び続ける歯を適度な長さに保っています。
他にも飼い主へ何らかの意思表示をしている場合もあります。
例えば、自分の縄張りに入られたくない場合、ケージを噛んでそれ以上入らないでというような合図をします。
うさぎは自分の縄張りに侵入されることをとにかく嫌います。ケージや寝床を触られると怒ったり、驚いたりして噛みます。
その他にもお腹が空いた時や、ケージの外に出たいときも噛むことでアピールをします。
しかし、いつもその要求に従っていたら、更に噛み癖がついてしまうので問題です。
しつけと対策
うさぎはケージや飼い主を噛むことで相手の気を引こうとします。
そうさせないためにもまずはうさぎとしっかりとコミュニケーションをとることが大切です。毎日遊んであげる時間を作って、ストレスを溜めないようにしてあげましょう。
それでも噛む場合があります。
手を噛まれた時は少し大げさなくらい「痛い」と言うことでうさぎに嫌なことだと認識させます。
ケージを噛んで遊んでアピールをしたり、外に出して欲しいとアピールしても、ひたすら無視をします。
無視することでうさぎはケージを噛んでも意味がないと認識し、次第に噛まないようになります。
飼い主を噛むという行為はうさぎが飼い主は自分よりも下だと思っています。その為威嚇行為をしている可能性が考えられます。
まずはきちんとした上下関係を示すことを行ってください。
やり方はうさぎの首を押さえて、うさぎの頭の上に飼い主が顎を乗せてこすります。
うさぎの顎には臭腺という匂いを出す腺があり、それをこすりつけることで自分の縄張り・自分のものだと主張する行為を真似するのです。
初めは嫌がり逃げようとしますが、続けるうちに「飼い主は自分より偉いんだ、自分より上だ」と覚え、大人しくなります。
あごを乗せする際、うさぎがケガをしないようにあまり強く押さえつけないよう、気をつけてください。
まとめ
うさぎの齧るという行為は、本能的にもった特製であるものの、しっかりとしたコミュニケーションやしつけによって減らすことができます。悪いことをした時はきちんとしかることも愛情のひとつです。
今すぐチェック>>うさぎのペット保険をおすすめする理由はこちらから♪
今のあなたにおすすめの記事