うさぎはとにかく物をかじることが大好きな動物です。
しつけで直すのは大変に難しく、飼っているうさぎを部屋の中で遊ばせるときには、十分な注意が必要です。
よく、ネズミが電気コードをかじって感電して亡くなっていたり、火事を起こしたりすることを耳にしますが、うさぎも同じことを心配しておかないと危険な動物なので、そこのあたりを勉強してみましょう。
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なぜかじるのか
うさぎは前歯(門歯)が発達していて一生伸び続けていきます。
昔はこの門歯の特徴からネズミと同じ齧歯目(げっしもく)に分類されていましたが、門歯の裏側に楔形の門歯があるものをうさぎ目として独立した目分類がなされるようになりました。
うさぎは門歯・切歯・小臼歯・大臼歯という28本の歯を持っています。
うさぎはこの門歯がずっと伸び続けてしまうので、それを削りたくていろんなものをかじるのです。
うさぎが好んでかじるもの
・電話や家電、パソコンなどのコード類
・新聞紙や本、ティッシュや段ボールなどの紙類
・カバンや靴、財布などの皮類
・じゅうたんやたたみ、お風呂やトイレのマット等のマット類
・机やいすの脚、敷居や板、スノコなどの木材類
・壁紙や壁土、壁の塗料、サッシのゴム、金網その他
上記以外にもありとあらゆるものをウサギがかじってしまいます。
また、たまねぎやニンニク、長ネギ、しょうが、豆類、ニラ、アボガド、ジャガイモの芽などウサギが食べると危険な野菜もあります。
特に、じゅうたん、ぬいぐるみ、カーテン、毛糸などのほどけてひも状になるものを飲みこむと腸閉塞を起こすことがあり危険です。
まとめ
このようにうさぎは、身体に危険を及ぼすものでもなんでもかじってしまうので、飼育には注意が必要です。
電気コードをかじって飲み込んでしまった場合は、電流が流れていないコードならば普段から牧草をたくさん食べているうさぎなら、便によって排出されるので問題はないと思われます。
電流が流れているコードをかじって飲み込んでしまったら、感電してやけどを負ったり、肺に水が溜まって呼吸不全を起こし亡くなってしまう可能性もありますので、必ず専門医に相談に行くのが得策と言えるでしょう。
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