高カルシウム尿症と言われると難しそうな名前ですがなんのことだかわかりますか?
高カルシウム尿症は飼育されているうさぎに頻繁にみられる病気です。
名前の通り泌尿器系の病気ですが、もっと詳しく調べてみたので書いていきたいと思います。
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高カルシウム尿症
高カルシウム尿症にかかってしまったうさぎは、膀胱内に大量のカルシウムの砂が貯まってしまいます。
高カルシウム症を患っているうさぎは肥満であったり、ペレットなどが自由にいくらでも食べられる状態になっていたり運動制限をされている場合に頻繁に見られます。
また、ビタミンやミネラルを補助食として与えられていたりしているようです。
主な症状は大量の練り粉のような尿を排出するします。
この高カルシウム尿症ですが、詳しい原因がまだわかっていないそうです。
可能性として食べ物は先ほど話をした通りですが、ほかにも水の飲み不足、不衛生などの飼育環境の問題なども挙げられます。
高カルシウム尿症の治療
獣医にかかり、粘度の高い尿を排泄させることが必要なようです。
また高カルシウム尿症の尿は濃度が濃すぎるため、皮下輸液などを行って尿濃度を薄める必要があるそうです。
高カルシウム尿症を患っているうさぎは尿路の細菌感染を伴うことが多いので必要に応じて抗生剤や消炎剤を使用して膀胱炎の治療も同時に行うそうです。
また、膀胱内にたまった砂の排出も可能であれば行うそうです。
まとめ
ペットとして飼われているうさぎに多発している高カルシウム尿症。
人間でいう尿路結石に近い病気でしょうか?この病気を発症するにあたって、ほとんどの要因が生活習慣にあるようです。
この病気を患うことによってほかの病気を併発する事が多く、非常に厄介な病気と言えるでしょう。
人間の飼育環境の管理不足、間違った方法によって生活環境が乱れていくようです。
食事の管理、飲み水の管理は動物を飼育するうえで最も重要な事なので、しっかりと栄養バランスを考え、常に清潔な水を用意しておくことが大切でしょう。またケージ内などをこまめに洗ったりなど常に清潔にしておく必要があります。
どれも気を付けていれば十分に対応していくことが可能な物なので必ず生活環境は整えて飼育していきましょう。
頻尿や排泄のしぶりが主な症状として言われています。
このような行動を見かけたら必ず動物病院で検査をしてもらった方がいいでしょう。
排尿障害が長くなってしまうと陰部が尿焼けでただれてしまったりと皮膚病も併発する恐れがあります。
またその傷口からほかの細菌が入り込み、また別の病気を併発して、と悪循環になってしまうため早期発見して早めに受診し治療していくようにしましょう。
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