うさぎは、季節の変わり目に毛の生え変わりがあります。特に、暑い夏に向けての毛の生え変わりについて、その特徴や対処法などをまとめてみました。
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うさぎの換毛期とは
うさぎには夏の毛に生え変わる『春の換毛期（３月～５月）』と冬の毛に生え変わる『秋の換毛期（９月～１０月）』があります。
期間は長くて２週間、たくさんの毛が抜け続けます。
初めての方はかなり驚かれるようです。
換毛期は、うさぎによってその時期が多少ずれているようです。
室内で飼われているうさぎの場合、エアコンなどで温度調節された環境で生活をしていることが多いので、それが換毛期をずらす原因になっているといわれています。
換毛期の注意点
換毛期、うさぎは頻繁に毛づくろいをします。
そのため、毛づくろいをしたときに抜けた毛を飲み込んでしまい、お腹に飲み込んだ毛がたまって、それが詰まってしまう毛球症という病気になってしまう可能性が高くなります。
毛球症の予防のために大切なことは、何よりもまずうさぎに毛を飲み込ませないことです。
特に、換毛期で毛がたくさん抜けるときは、こまめにブラッシングをして抜け毛を取り除くことによって、うさぎが抜け毛を飲み込んでしまうのをできるだけ少なくしてあげることが大事です。
抜け毛をたくさん飲み込んでしまうと、毛が絡まった数珠のようにつながったウンチをするようになります。
そうなってしまうと、毛球症になってしまう危険性が高くなってしまいます。
ブラッシングの回数を増やして、毛球症を回避してあげましょう。
換毛期の対策
夏場は、暑さもあり換毛もありで、うさぎはかなり体力を使います。
こういう時期には、少しペレットを多く与えたりタンパク質の高い補助食をあげるのもいいでしょう。
そして、とても大事なのがブラッシングと繊維質の高い食事です。
（これはいつも大事なのですが、夏は特に大事です）
ブラッシングをまめにする
換毛期の注意点でも書いたように、毛球症予防のためにもこまめにしてあげましょう。
繊維質の高い食事をあげる
草食動物のうさぎには、やはり繊維質がとても大事です。
特にお腹に毛が入りやすい換毛期には、繊維質の高い食事をしてお腹を元気な状態に保っておくと、お腹に入ってしまった毛を速やかに排出することができます。
まとめ
暑い夏を乗り切るために、うさぎは換毛してできるだけ過ごしやすくなるようにしています。
飼い主の方もうさぎのために、まめなブラッシングと栄養価の高い食事をあげることに気を付けて、一緒に暑さを乗り切っていきましょう。
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