うさぎを飼っている方なら分かると思いますが、
うさぎは結構な量のふんをします。個体差はあると思いますが、掃除も毎日大変です。
ふんを棄てるのであれば、ふんを再利用して、ご家庭で菜園することをオススメします。
そのうさぎの大量のふんを、肥料に使う方法を調べました。
出典元:https://www.instagram.com/
本来動物などのふんは、昔から肥料に使われていましたし、いまさら感はありますが、是非とも試していただきたい。
植物で育てるための肥料の三大要素は、窒素、リン、カリウムです。
・窒素は、植物や葉を大きくする栄養素『葉肥(はごえ)』
・リンは、花や実の発育を促す栄養素『花肥(はなごえ)、実肥(みごえ)』
・カリウムは、植物の根の発育を促す栄養素『根肥(ねごえ)』
うさぎのふんは他の動物に比べて、この3つの要素が比較的多く葉物野菜に適しています。
化学肥料の場合は石油から作られているため、それを使うと土は死んでしまい、その土に微生物が生きられません。そんな土で植物が立派に育つハズはないですよね。
それならば、飼っているうさぎのふんを本来の肥料として使う方が植物のためにも1番良い方法といえますね。
生き物のふんを撒くと、微生物がふんを分解してくれて、植物の栄養になります。こういった事を知ると小さな虫がいることは、その土がちゃんと栄養が行き渡っているという証拠になりますね。
ふんの利用方法
まず、お家に庭がある家庭ならば少し土を掘って穴を作り、そこに集めて置いとかれるとよいですよ。
そうすると雨が降った時に、まとまってふやけて柔らかくなり、だんだんと形が崩れます。時間が経つと土みたいになりますよ(本物の土とは違うフンですけどね)。
こうして肥料に変わっていきます。
穴の中は自然と発酵していて冬は暖かく、カブトムシの幼虫が眠っていることもありますよ。
穴の周りは雑草の成長がすごく早いです。穴を掘った場所と、そこから離れた場所の差は歴然です。
そのまま庭に放置しても害はないですが、乾燥してカチカチになるので肥料としての成分が外に出にくくなるので、肥料の役目をしてくれません。
プランターなどで野菜を育てている方は、したてふんを指やスコップなどで押しつぶしてそのまま野菜や植物に撒いてください。
ただ量を撒きすぎると、ふんが醗酵する際に熱が発生するので、草木の根を痛めることもあります。
くれぐれも量には気をつけてくださいね。
まとめ
うさぎのふんで植物を育てて、また、うさぎの餌として活用する素晴らしいエコロジーです。
プランターと庭での使用方法が少し変わりますが、どちらとも直ぐに始められますし、手間もそこまでかからないので是非とも活用して明日からエコな生活と家庭菜園を楽しんでください。
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