みなさんはうさぎが糞を食べているのをみたことがありますか!?

なかなか目にする方は少ないのではないでしょうか?うさぎには食糞行動があり、それはとっても大事な意味をなしております。

一体何故、糞を食べるのでしょうか?今回はそういう食糞に関するお話です。

 

うさぎ 糞 食べる

出典元:https://www.instagram.com/

うさぎの糞って?

みなさん、うさぎの糞を頭に思い浮かべると、コロコロ丸い形をしたものを想像しますよね。

そういう私もコロコロしたのが頭に浮かんできます。しかし、調べてみるとそれだけじゃなかったことが判明しました。

もちもちとし、あんこの固まったようなベチャッとした軟便をするそうです。これを盲腸便と呼びます。

これからこの盲腸便について探っていこうと思います。

盲腸便って何?

盲腸便の特徴については前述しましたが、次に役割を説明していきたいと思います。

盲腸便の役割

うさぎの主食は草なのは皆さんご存知かと思いますが、草は哺乳類が持つ消化酵素ではセルロースやリグニンなどは消化できず、栄養分を吸収する事が出来ません。

セルロースは植物の細胞壁の主成分で、ブドウ糖が結合した多糖類です。

よくダイエット食品を見ると、セルロースって書いてあることがあるので、見てみてくださいね。お通じが良くなりますよ。

次にリグニンでが、リグニンはセルロースに結合して、植物体の強化に役立つ物質だそうです。

しかし、これらの物質は消化できません。そこで盲腸便が利用されます。

ウサギの盲腸は胃より容量が大きく、消化できなかった草を盲腸に送り込み、そこで腸内細菌の力を使い、発酵させ、初めて吸収できるようになるのだそうです。

 

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食糞

うさぎは、その盲腸で消化された糞を食べることによって、初めてビタミンやタンパク質をたくさん吸収することができるのです。

盲腸で発酵分解された栄養素は結腸に運ばれます。

しかし、結腸は小腸ほどの吸収率がなく、ほとんど吸収されないまま体外に排出されます。これが盲腸便です。

それではせっかくの栄養素をあまり摂取することが出来ずに、うさぎは生きていくのが難しくなります。

そこでその盲腸便を、夜に口をお尻に持って行き、食べて再度小腸で吸収するようにしているのです。

これが食糞をする理由です。

まとめ

人間は雑食性のため、草から栄養素を摂る必要はありません。

しかしうさぎは草食動物のため、草から栄養を摂るしかなく。

このような食糞という行動で生きる力を身につけたのです。うさぎってすごいですね。

 


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