うさぎは散歩の必要も無く、鳴き声も小さいため飼いやすい動物の一つです。
ペットとしても人気のあるうさぎにはメスにはあってオスにはない肉垂という体の特徴があります。
肉垂とはうさぎ特有の体の特徴なのですが、一体どんなものなのか調べてみました。
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肉垂とは
うさぎを飼ったことがある方はご存知かもしれませんが、飼ったことがない方はうさぎの肉垂ってなんたろうと思う方も多いのではないでしょうか?
肉垂とは顎の下の皮膚がたるみ、まるで首にマフラーを巻いているかのように見える体の特徴なのです。
触ると気持ちよさそうで可愛らしい肉垂は「マフマフ」と呼ばれて親しまれたりもしています。
これはオスのうさぎには無く、メスの大人になったうさぎにある特徴なのです。
どうしてオスには肉垂がないのか
マフラーのように暖かそうな肉垂ですが、どうしてオスのうさぎにはできないのでしょうか?
それは肉垂にはきちんと役割があり、オスのうさぎには必要がないからなのです。
肉垂は脂肪でできていて栄養の蓄えになるのですが、メスのうさぎは出産をした後に体に栄養の蓄えがないと栄養不足になってしまいます。
そこで肉垂に蓄えている脂肪から栄養を補います。
また、巣を作るときの材料に肉垂の毛を使ったりもするそうです。
その為、出産をしないオスのウサギには肉垂は出来無いのです。
人間が飼っているうさぎの場合は、十分にエサが与えられて栄養に困らない状況にいるので必要が無いかもしれませんが、野生のうさぎには子供を産んで育てるために大切な役割をしているのですね。
肉垂の大きさ
肉垂の大きさは様々で、中にはメスでもほとんど目立たないうさぎもいれば、大きくて立派な肉垂のあるうさぎもいます。
これはうさぎの品種によっても違うそうです。
うさぎが食べ過ぎで肥満になると、その分肉垂も大きくなっていく傾向が多いようです。
また、オスのうさぎでも稀に肉垂があるうさぎがいるそうなのですが、食べ過ぎでふとってしまうと肉垂のようなものが出来ることがあるそうです。
まとめ
うさぎにはオスとメスとで体の特徴にこんな違いがあったのですね。
大人のうさぎを見るときに、肉垂があるのがメスのうさぎで無いのがオスのうさぎなのだと見分けることができますね。
これからうさぎを飼ってみたいという人も肉垂について知っておくと良いかもしれません。
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