うさぎにも人間と同じような思春期というものが来ます。
生後3~5ヶ月頃にやってくるのですが、この期間はうさぎが飼い主と自分との立場を決定するための期間です。
自分が上であるという意識で行動するうさぎに、「飼い主が上の立場である」ということを教えられるかどうかが思春期のポイントになります。
その行動が赤ちゃんの頃とは打って変わって、ツンケンしたものになるので、反抗期とも言うことができます。
具体的な行動
うさぎの思春期の行動には以下のようなものがあります。
・抱っこを拒否する
・家のあちこちで糞尿を振り撒く
・スタンピングや鼻を鳴らして音を出す
・落ち着きがなくなって飼い主の手から逃れようとする
・ケージを噛む……などです。
うさぎは行動によって自分の欲求を飼い主に呑ませようとしてきますが、甘えさせるとうさぎの方が立場が上だと認識させることになりますので、以降の生活が難しくなることも。
しつこく要求する行動に折れることなく、徹底的に跳ね除けることが必要です。
例えば、ゲージを噛んでも外に出さない、近付かない。
近付いてしまうだけでも、「音で呼んだから飼い主が来た」という認識を植えてしまいますので、無視するなりしましょう。
あまりにうるさいようでしたら、噛む部分に木を噛ませるなどして消音措置を取ってみましょう。
飼い主の腕や足にマウンティングをするようであれば、振り払う。
これは一番飼い主とうさぎとの格を決定付ける行為になりますので、許してはいけません。
はっきりと止めさせることが必要です。
糞や尿をトイレ以外の場所にするというのは、縄張りの拡張行為に当たります。
しかし、これは本能的な行動になりますので、止めさせるのは難しいようです。
思春期が終われば落ち着く場合もありますので、それまでは撒かれてしまったら素早く片付けるなどの対策を取りましょう。
まとめ
うさぎにも人間と同じように、性成熟を迎える前に思春期や反抗期のような時期が訪れます。
そのときは、うさぎに飼い主の方が下だと思われてはいけません。
わがままな行動には徹底して対処するようにしましょう。
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