人間も尿で体調や病気の状態を知ることが出来るように、うさぎも健康のバロメーターの一つとなります。
そこで今回はうさぎの尿について、量や回数そして尿の掃除について飼い主はどのようなことを知りどう対処すれば良いかを調べてみました。
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尿の量と回数
尿の回数は少なすぎ(一日に一回など)は間違いなく問題はあると思いますが、逆に多すぎも問題があります。
そして、量も少なすぎも多すぎも良くはありませんが実際のところ何を基準に多いか少ないというかははっきりと分からないというところがあります。
何故かというと、うさぎにも個体差があるからだと思います。
とはいっても、だいたいの目安は一応あって量は一日当たり10～35ml/kgと言われています。
しかし、量よりも回数の方が重要で飼い主も管理のしやすい部分でもありますよね。
回数に関しては決まった目安はなく、飼っているうさぎがいつも何回しているかが目安になります。
特に尿の回数がいつもより多くなった場合、尿石症や膀胱炎などの泌尿器系の炎症やそれ以外の疾患の疑いが出てくる可能性がありますので、いつもよりも明らかに極端に回数が多くなった場合は急いで病院に連れて行ってあげるべきです。
尿の掃除
うさぎの尿の掃除について、だいたいの飼い主の人はトイレにこびりついた尿石が取れないという悩みを持つ人も少なくはありません。
うさぎの尿石の成分は水には溶けない炭酸カルシウムやシュウ酸カルシウムなどを含んだカルシウム塩です。
うさぎはカルシウムを吸収しやすい体質で余ったカルシウムを大量に含む尿を出すという特徴を持っています。
そのため尿は白く濁っていることもよくあり、トイレで乾いてくると硬いカルシウム塩からなる尿石がこびりついて普通の洗剤ではなかなか落ちません。
しかし、その汚れを綺麗に落としてくれるのがクエン酸です。
クエン酸は尿石の主成分である炭酸カルシウムからカルシウムイオンを奪って溶かす性質を持っていますので、ぜひ一度試してみてください。
まとめ
うさぎは何か異常があってもはっきりと態度で見せてくれる動物ではないので、飼い主は少しの以上も敏感に素早く察知する必要があります。
尿の病気は大変恐ろしいことなので特に注意してあげてください。
その秘訣はいつも身の回りを綺麗に清潔にしておくことだと思います。
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