うさぎのしっぽの役割は何なのでしょう。
木に登ったり、虫を追い払ったりとその生態によって、尾の使い方は様々です。うさぎは主にコミュニケーションに使われているようです。
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うさぎのしっぽの役割
しっぽをピンと立てる
敵が近づいてきたとき、しっぽをピンと立てて、しっぽの裏側の白い部分を見せて、それを見た仲間がまたしっぽを立てて他の仲間に伝えます。
「危ない、逃げろ」という時、スタンピングと言って、後ろ足の片方で地面を強く踏み鳴らし音や振動で、仲間に急を知らせます。
お尻を上げて尻尾の裏を見せるのは、警戒しているポーズ、他の仲間に危険がせまっていることを知らせる意味があります。
威嚇する時もこのポーズをとることがあります。
うさぎは、求愛の時もしっぽを立てます。
しっぽが立っているかどうか分かりにくいのですが、いつもとお尻の位置が違って見えるのではないでしょうか
うさぎのしっぽに骨がある
うさぎのしっぽを触ってみますと、細長い骨があります。
もし、毛が短ければ犬のようなしっぽになるかもしれません。
うさぎのしっぽは、短く丸いワタのようだと思っている人も少なくないと思います。
実はヘラのような形をしています。
それが丸まっているのです。短いながらも、それなりの長さがあるしっぽがついていますが、通常しっぽを上に上げているため裏側の部分だけが見えているのです。
根元部分はお尻の下に隠れているため丸い形の部分だけが見え、丸い尻尾と勘違いしてしまうのです。
本当は、平べったい小判型をしています。
しっぽには神経が通っている
うさぎはしっぽを触られるのを嫌がります。
うさぎのしっぽに触ろうとすると、しっぽを動かし、触られないように抵抗します。
しっぽには神経が通っていて、危険を察知した時に仲間にしっぽを立てて仲間に知らせます。
他に触られるのを嫌がるのは耳です。
うさぎの耳は体温調節を行うために、皮膚が薄く、血管が沢山あります。他の部分とは違い毛も薄いので、触らないようにしましょう。
足も触れられるのをうさぎは嫌がります。お腹の皮膚も敏感なので触ろうとすると嫌がります。
まとめ
うさぎのしっぽは、丸く見えますが、実は骨もあり意外に長いことが分かりました。
うさぎのしっぽは、嬉しい時は振りますし、仲間に危険を知らせる役割を果たしています。
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