のんびりした性格、せっかちな性格、気が強かったり、優柔不断だったり……人それぞれに性格が全く違うように、うさぎにも性格の違いってあるのでしょうか?
うさぎの種類別ではどうでしょう?
更には、オスやメスにも性格の差ってあるのでしょうか?
うさぎのオスとメスの性格について、いろいろ調べてみました。
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基本的な性格について
うさぎは、とても臆病な動物です。
本来は、巣穴を掘ってそこに住み、夜間に行動する動物です。飼いうさぎは、人間に飼われるように改良されたとはいえ、野生のうさぎの遺伝子情報が、子孫であるうさぎ達の体内に脈々と受け継がれていると言えます。
つまり、捕食される側としての本能が残っているため、うさぎは、どうしようもなく臆病で怖がりで、敵から身を隠すために暗く、狭いところが大好きなのです。
ちょっとした刺激や環境の変化に弱く、普段と違う事を強要しただけで、具合が悪くなることも多々あります。
音には特に敏感です。
怯えさせてしまった時には、体をブルブルさせて怖がります。
場合によっては、最悪の状況も考えなければなりません。
臆病な性格の一方で、縄張り意識が強く、好奇心旺盛です。
注意深く周囲を窺って、状況判断する賢い動物なので、一旦、懐けば、犬のようにトイレをしつけたり、飼い主を見分けて甘えてくれたりもします。
「うさぎが寂しがるから多頭飼いにする」というよりは、単体でじっくり向き合って飼う方が良いでしょう。
うさぎの種類別の性格について
うさぎの種類によっても性格は違います。
飼いうさぎの人気種の例を、少し挙げてみましょう。
ネザーランドドワーフ
ピーターラビットのモデルになったといわれるネザーランドドワーフ。
活発で好奇心旺盛、警戒心が強いので、飼い主との距離を縮めるまで時間がかかります。ですが、一度信頼関係を築くと、とても懐いてくれます。
ロップイヤー
垂れ耳が可愛いロップイヤーは知能が高くて遊び好きです。閉じ込められるのが大嫌いです。
アンゴラうさぎ
トルコ地方原産のアンゴラうさぎは、おとなしく、飼いやすい性格です。あまり動かずにじっとしている子も多いです。
うさぎのオスとメスの性格の違いについて
基本的に、性格の違いは、オスとメスというより、個体差によって変わると言われています。
ただ、基本的には、オスの方は縄張り意識が強く、メスは母性本能が強いと言えます。
オスは縄張り意識が強い分、自分のテリトリーに飼い主を認めた時、とても懐いてくれたり、甘えたりしてきます。
メスは、本能的に子供を守りたがる性格なので、妊娠前はおとなしく人懐こい性格であっても、妊娠後は豹変し、気が荒くなったりします。
ほぼ3カ月を過ぎたあたりから、オスっぽい、メスっぽいという性格や行動パターンが表れると言われています。
まとめ
うさぎにも、いろいろな性格の子がいることがわかりました。
気が合う、合わない、というのは人間関係でも、とても重要です。
ましてや、人間より寿命が短くて臆病な性格のうさぎさんを飼う際には、十分に気遣ってあげて、よりよい信頼関係の中で可愛がってあげたいですよね。
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