大切なうさぎが体調不良になったら心配ですよね。

私達人間の体内に多くの菌が共存しているように、うさぎの体内にも虫や菌が住み着いています。
お互いバランスが保たれていれば良いですが、何かの原因で崩れてしまうとうさぎの体調不良につながりかねません。
うさぎの病気の原因にもなる、虫について調べてみました。

 

うさぎ ふん 虫 毛

うさぎの糞に寄生虫が!うさぎの健康を守ろう!

うさぎの中によく見られる寄生虫はぎょう虫です。
ぎょう虫は母親うさぎからもらうことが多く、ペットショップでうさぎ同士の接触でも感染するとされています。

生野菜を食べると感染しやすいと言われますが、きちんと水洗いを行えばリスクを減らすことができるでしょう。

ぎょう虫自体は珍しい虫ではありません。

ほとんどのうさぎの中に寄生しており、共存している虫だと言えるでしょう。

気をつけたいのが、季節の変わり目です。

寒い時期などに差し掛かると、うさぎはたくさんのエネルギーを使って全身の毛の交換を行います。

体毛の変化に伴いホルモンバランスが崩れるため、免疫力の低下や体調不良を引き起こしやすくなります。
その際にうさぎと共存していたぎょう虫が増えてしまい、糞と一緒に排出されることがあります。

寄生虫の大量発生により、下痢や軟便になるうさぎもいます。

特に子うさぎは下痢が長引くと体力が奪われ、命にかかわるので、早めの治療が必要です。

 

糞が柔らかいと陰部の汚れがひどくなり、皮膚炎を併発することもあります。
ぎょう虫がめだつようなら早めに病院へ相談して下さい。

ぎょう虫については処方された経口薬を服用し、根絶を目指すことになります。
虫下しの薬を処方されるケースがほとんどでしょう。

粉薬の場合が多く、飲料水に溶かしフードポンプなどで与えるとうさぎが安心して飲んでくれます。

薬を嫌がる場合はスポーツ飲料など、口当たりの良い飲み物と一緒に摂取させましょう。

完治には時間がかかります。徹底的に綺麗にしないとすぐに体内で増え、数が戻ってしまうのです。

定期的に診察を行い、自宅でのケアを怠らなければ退治することが十分可能です。

それでも良くならない場合は、皮下注射治療も存在します。うさぎの体調に合わせて獣医と相談し、決めていきます。
必ず良くなると信じ、根気よく投薬を続けましょう。

 

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皮膚炎の原因

うさぎの寄生虫は体内だけではありません。
外部寄生虫も存在し、皮膚炎の1〜2割の原因が寄生虫疾患と言われています。
主にダニやノミが多く、ハエ蛆が原因となることもあります。

ツメダニ症が感染の8割を占めており、後頭部からおしりにかけて大きなフケや脱毛が認められます。
ツメダニと同時に寄生している可能性があるのがヅツキダニです。

どちらも痒くないため、症状が分かりにくいです。

ヒゼンダニに寄生されると、激しい痒みを引き起こします。

鼻、口、爪などに生息し、ひっかいてしまうため他の外傷を伴うケースもあります。こちらは明らかにうさぎの様子が変わるため、発見しやすいでしょう。
まれに犬や猫が持っているノミに感染する場合もあります。

他のペットを同時に飼育する場合は注意しましょう。
ハエ蛆症については、肥満や脊椎疾患により糞や尿が肛門に付着したままになったり、飼育環境が不衛生だと発症しやすくなります。ゲージ内はマメに掃除をするよう心がけて下さい。

様々な寄生虫がいますが、全て早めの往診と投薬により改善することができるでしょう。
悪化すると命に関わります。おかしいと感じたら、いち早くの診察が大切です。

まとめ

寄生虫はうさぎと共存していることがあるため、病気として発症する可能性が高いでしょう。
もし少しでも様子がおかしければ獣医に相談し必要な治療を進めます。そうすることにより、うさぎの健康を守ることができるのです。
早期発見の診察が、うさぎの生命を守ります。飼い主として毎日体調チェックを行っていきましょう。

 


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