飼い主さんにとってウサギの避妊は、とても深刻な問題で、避妊手術に関する悩みや相談が、ネットに多数あげられてます。

避妊手術は、させるべきか? させないべきか?

この問題は、多くの飼い主さんを悩ますばかりか、獣医さん達の意見まで『させる派』『させないない派』に分けてしまっているようです。

あまりに難しい問題ですが、ほんの少し、その判断の参考になればと、避妊手術について調べてみました。

 

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出典元:https://www.instagram.com/

避妊手術の時期

高齢のウサギは、子宮の病気にかかり易く、5歳以上になる80%もの確率で腫瘍などが出来てしまうそうです。

しかも病気で弱ってしまうと、麻酔で命を落とすリスクまで高くなるとか。

そのため避妊手術は若いころに済ませておくのが望ましいと、多くのも動物病院のホームページに記載されていました。

いろいろなページを見て廻ったところ生後6ヶ月~1年くらいと書かれていることが多かったです。

できれば季節は暑すぎず寒すぎない時期で、春か秋が良いそうです。

手術費用

健康なウサギの場合、術前検査(採血、レントゲン)込みで4万~5万円くらいが相場で、子宮癌などで子宮摘出する場合は8万~15万円くらい。

ただし病状によっては、もっと高額になるとのことです。

ちなみに、『ペット保険』なんてものもあって、月々1000~3000円くらいで、入院費・治療を補償してくれる物もあるようですが、避妊手術は保険適用外となる場合が多いようです。

術後の様子

避妊手術の場合、2日~3日は食欲が無くなるウサギもいるとか。

あと、1週間ほど化膿止めの薬を飲ませます。

これが思いのほか大変で、多くの飼い主さんが苦労しているようです。

ある獣医さんのページでは、ウサギをしっかりとマッサージして、口元もマッサージし、ウットリしてきたら針の無い注射器で薬を静かに流し込むと、すんなり飲んでくれることもあるとのこと。

この際、獣医さんに相談し、健康上の問題がないなら好きなジュースに薬を混ぜると云う手もあるそうです。

また、錠剤をあげる場合でも、好物のドライフルーツなどに薬を包んであげると、気付かすに薬ごと食べてくれることもあるとか。

いずれにせよ化膿止めは、何が何でも飲んでもらわないといけないので、上記の方法が使えないウサギには、無理やりに飲ませるしか無く、飼い主さん達にとって大きな試練となるそうです。

術後1週間したら病院へ行き、抜糸してもらい、獣医さんの指示に従って術後検査を受け、問題がなければ避妊手術は完了です。

 

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性格の変化

飼い主さんたちの書き込みによると、避妊手術後は大人しくなった、より臆病になった、ヨソヨソしくなった、という意見が多かったです。

避妊手術後、暴食に走るウサギもいるため、体重管理に注意が必要ともありました。

避妊手術はウサギにとって、精神的にも肉体的にも大きな負担となる上、薬を無理やり飲ませた場合は、飼い主さんに対する不信感まで芽生えてしまうため、信頼関係を1から築きなおす覚悟も必要なようです。

まとめ

獣医さんの中にも『避妊させない派』がいると書きましたが、ここで1つ、その意見を紹介させていただきます。

ウサギは野生では2年~3年くらいしか生きられないので、高齢のウサギが子宮の病気で亡くなっても、それがウサギの寿命なのだとする意見です。

病気予防として避妊させる派・ウサギの生態を尊重する避妊させない派、どちらもウサギを思っての意見の違いなため、本当に難しい問題です。

結局のところ、飼い主さんが決断するしか無い問題のようです。

 


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