女の子のウサギが、大人になるとにアゴの下の肉付きが良くなり、ポッコリとしてくる通称マフマフ。
これがハゲてしまうのは、いくつか原因があるようです。
その1つに妊娠や想像妊娠(偽妊娠)があるとあったので、これを調べてみました。
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妊娠もしくは想像妊娠
お産をする女の子のウサギはマフマフの毛をむしり、巣に敷き詰めて出産の準備をするそうです。
産まれてくる赤ちゃんは、まだ毛が生えて無いので、寒くないようにしてくれる訳です。これはウサギ本来の習性ですので、何の心配もいらないとのこと。
ただ、不思議なことに、ウサギは想像妊娠でもマフマフの毛をむしってしまうようです。
これを繰り返す場合は注意が必要とのこと。
毛球症
むしった毛を飲み込んでしまい“毛球症”と云う恐ろしい病気に、かかる場合があるからです。
これは、飲み込んだ毛がオナカに溜まり腸閉塞をおこす、命にも係わる重大な病気です。
毛球症を防ぐには、エサとして牧草をあげる・ブラッシングする・肥満にさせない・適度な運動をさせる・消化器官の運動を助ける薬を飲ませる、などが良いとされています。
パイナップルやパパイヤをエサとしてあげれば、毛球症の予防になるとされているようですが、こちらは獣医さんや研究者さん達が首をかしげていて、どうやら効き目の薄い民間療法と云った感じです。
まず獣医さんに相談を
想像妊娠は2日~3日で落ち着くそうですが、飼っているウサギに将来、出産させる予定が無い場合、『避妊=子宮摘出』をさせることも念頭に、獣医さんと相談することをお勧めします。
毛を飲み込むことによる毛球症も心配ですが、ウサギは歳を重ねるほど子宮系の病気に、かかり易くなり、4歳以上なら50%、5歳以上になると80%もの高確率で、子宮癌や子宮蓄膿症などの病気を患うそうです。
しかも、高齢のウサギは手術の際の麻酔そのものが、命の危険をともなうのだとか。
もし、避妊されるのなら2歳くらい、遅くても3歳くらいまでには済ませるようにと、多くの獣医さんは薦めています。
ウサギの場合、男子とツガイにしなければ問題ないと云う訳には、いかないようです。
おこりうる重大な病気の予防と云う意味合いが大きいのですから。
まとめ
今回、マフマフに出来る脱毛と妊娠および想像妊娠について調べましたが、ウサギが脱毛する原因は他に、季節による毛の生え変わり、ストレスによるもの、エサの栄養バランスが悪い、感染症など、様々な物があるそうです。
中でも感染症は、人にまで感染する物もあるとのこと。脱毛ぐらいと油断せず、できたら獣医さんに相談してほしいです。
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