ウサギの特徴と云えば、なんと言っても長い耳と、ピョンピョン飛び跳ねる後ろ足です。長い耳は、天敵の存在をいち早く察知するため。
飛び跳ねるために発達した後ろ足は、天敵から逃げおおせるため。
とことん逃げることを追求して進化したウサギは、とても臆病で、飼ってみても犬や猫のようには、なつかないようです。
そんなウサギのなつかない原因と、なついてもらう方法を調べてみました。
なつかない原因
ウサギが嫌いなことは、急な音で脅かされること・追いかけられること・無理やり触られること・無理やり抱きかかえられることです。
急な音で驚かせると、「近くに天敵がいるのか?!」って警戒されます。
ウサギにとって逃げることは、天敵から逃げること。文字通り命がけです。
人や犬や猫にとって追いかけっこは、ごく普通の遊びですが、ウサギにしたら冗談では済みません。飼い主さんが、追いかけ回した場合、「こやつ天敵か?!」ってウサギが思うかも知れません。
狩りをする動物にとって、臭いは重要な獲物の発見手段です。
狩られる側のウサギも、そのことを良く心得ていて、ペタペタ触ろうとする飼い主さんには、「やめて、変な臭い付く! 臭い付いたら食べられちゃうよ!!」なんて思うのかも知れません。
抱きかかえは最悪で、ウサギにとっては「ヤベぇ、捕まった! ヤダよ食べられたくない!!!」って感じで、必死に抵抗します。
この時、飼い主さんが立ちあがって抱きかかえていた場合、ウサギが落っこちて骨折し、ひどい時は亡くなってしまう場合もあるそうです。
脅かさない・追いかけない・触らない・抱きかかえない
ウサギが、なついてないうちは、これらのことに注意してウサギと接する必要があるとのこと。
なお、なつかない原因として、飼い主さんと出会う前に、ウサギが人から嫌なことをされた場合も、なつきにくい事があるそうです。
なついてもらう方法
まずは、ウサギが安心できる環境を作ります。
部屋の一部に仕切りを立てるなどをして、ウサギの飼育スペースを確保となるのでしょうが、大切なのはウサギが隠れられる場所・逃げ込める場所を用意する事です。
飼育スペースにカマクラ状の寝床を置いたり、ダンボール箱やウサギ用ゲージにタオルや毛布をかけ、いつでも逃げ込めるようにしておきます。
余談ですが、飼育スペースを広めにしておけば、のちのち飼い主さんが、飼育スペースに入ってウサギとのスキンシップを深めることも出来ます。
ちなみにウサギは、何でもカジってしまうので、電器コード・乾燥剤・チューブ入り化粧品など、ウサギにとっての不用品は、極力、飼育スペースに入れないようにしましょう。
手渡しでのエサやり
次は名前を呼びながら、手渡しでのエサやりです。
始めはヒッタクルようにエサを奪っていくかもですが、なれてくると飼い主さんが手に持ったままのエサも食べてくれます。
充分に、なれてきたら、驚かさないように静かに撫でてみます。
ウサギが嫌がらず、撫でさせてもらえたなら、飼い主さんを身内と思い始めてるのかも知れません。
まとめ
ウサギが嫌がらずに触らせてくれるようになったら、飼い主さんのヒザマクラの上でのエサやりをしたり、抱っこやブラッシングの練習へと進んでいけます。
ウサギは、犬や猫ほど簡単には、なつきませんが、根気良く接していけば、やがては飼い主さんの手をペロペロ舐めたり、飼い主さんの後をついて回る“甘えんぼさん”へと進化するそうです。
ウサギに、なついてもらっても、あまり驚かさないよう充分に気を付けてください。
ウサギはビックリした時、そのショックで亡くなってしまう事もあるそうですから。
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